コンビニの収益を改善させる方法コンビニプロジェクトならこうする簡単編

コンビニ経営支援プロジェクト
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コンビニ経営支援プロジェクト CKSP(シーケーエスピー)

今すぐできる誰でもできる収益改善方法

コンビニでは、毎週火曜日新商品が入荷します。(3月11日の東日本大震災で、新商品の入荷がなくなり、おそらく4月の利益率は最悪だったのではないでしょうか?)当店でも15万円ほど違っていましたね。

新商品の値入率が高いことはよくご存じのことと思います。中でもコンビニ利益率の一番高い、コンビニで一番の孝行物といえば、飲料(ソフトドリンク)ですね。お弁当でも30数パーセントしかない中で飲料の40パーセントは別格です。(わたしは依然、卸業にいたのでそれでもコンビニの仕入れ値の高さに驚いていますが)

他のお菓子や、そのほかの商品はこの際、「とりあえず棚にはいるのなら取っておこうか、ただしこれ一回限りだ。連続しては取らないぞ!」程度でいいのです。

なぜなら、新商品納品時は仕入れ値が高いのですが、それが終わると通常仕入れ値に戻ってしまいます。(カップめんなどは27%なんて、信じられないような仕入れ値のものまであります。いったいどうなっているんだコンビニの仕入れ?コンビニバイヤーの怠慢か?それとも・・・・・・・???)

攻めるのは飲料関係です。缶コーヒー、ジュース、サイダーなどですね。売り上げの低い店では、鉄板(絶対売れる確信がある、以前に新発売の時は売れた)のものに限った方ががいいです。

だいたい週2~6種類のソフトドリンクが入荷するはずですので、お店の規模に見合った数量を決定します。たとえば、缶コーヒーの「エメラルドマウンテン」でいえば、一日10~20本売れるとします。週で、当店では70本売れるのなら、3週間分取ってしまいます。210本ですね。30本入りですから7ケースということになります。週140本なら、520本ですから15ケース~20ケースになります。

新商品の品揃えが利益確保の目玉

新商品の時は50%~60%ですので、その他定番とならないものは、この一回とるだけでもうやめてしまうのです。売れるかどうか自信がないものについては、この際、無視でいいのです。店の売り上げに応じて1ケースだけ取るとか、3ケース取ってカットしてしまうのです。

いくら新商品時安く入るからと言って、あれもこれもと考えていたら、頭が混乱してしまうのです。だから飲料一本に絞ってもいいのです。また、絞らなければならないのです。

ビールとか、缶酎ハイなど、利益率は低いです。お菓子などもせいぜい良くて40%ですから、そんなの1回とってカットでいいのです。攻めるべきは飲料だけでいいんです。これなら楽でしょう。

後は、お弁当は売れる分だけ取り、おにぎり、これからの季節の冷やし麺で売り場を調整すれば、そんなにあくせくしないで良いのではないでしょうか。攻めるべきはソフトドリンクだけです。

本部担当者がまじめだと、こちらとしても苦労が絶えません。まじめな人ほど仕事熱心ですから、数字を細かく出してきて、これをあと何個、あれをあと何個、これも、そっちも、あっちも、こっちもと、まともに付き合っていたら、廃棄の山になってしまうのです。

でも、一生懸命にやっている姿を見ますと、無視するわけにもいきません。しかし、自分の店の利益を上げるのは自分の発注しかないのですから、ここは帰った後冷静になってもう一度発注を見直して下さい。

えてして、まじめな人は小姑に見えてきてしまい、クチうるさいものなんだなあ~と、あきらめています。憲兵様(プッ)を怒らせない程度にみなさん頑張りましょう。

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